統合失調症の方からご相談をいただきました(障害基礎年金2級、約83万円)

相談者

女性(40代/無職)
傷病名:統合失調症
決定した年金の種類と等級:障害基礎年金2級
受給額:年額 約83万円

 

相談時の状況

ご相談者様は令和1年頃から被害妄想の症状が出始め、だんだん幻聴がひどくなり令和3年と7年に2度の入院を経て、現在は療養を続けるも日常生活に介助が必要な状況となっておられました。
医師から就労、車の運転は困難と判断されており、日常生活に困難さを抱える中、ご主人と一緒に当事務所へご相談に来られました。

 

社労士による見解

実際お会いしお話をうかがったところ、とても穏やかな方でこちらの問いかけにもきちんと応じてくださいました。
ですが過去の具体的な幻聴症状をお聞きすると、今の様子とは全く違ってとても重い状態であったことがわかりました。
本件は初診が国民年金加入中の受診であったことから、障害基礎年金の対象となります。
一方で、認定日時点では症状が比較的安定していたため、事後重症請求で2級を目指すことを念頭に進めていく必要があると感じました。

 

受任してから申請までに行ったこと

初診日および障害認定日時点での受診は県外の医療機関であり、そこでの診断書をすでに取得されていたため、スムーズに申請準備に入ることができました。
あわせて日常生活の具体的な支障について詳細なヒアリングを実施し、医師に正確に伝えるための資料を作成しました。
統合失調症の方なので、幻聴・妄想については特に詳しく記載できるよう心がけながら申請書類をまとめていきました。

 

結果

申請から約3か月後、認定日請求は不可でしたが事後重症請求が通り、無事障害基礎年金2級として決定されました。
ご本人様は当初認定日請求の不支給決定通知をご覧になり「すべて不支給」と思われてしまったので、この点よくご説明しておくべきだったと反省しております。
ご相談時は不安の大きいご様子でしたが、結果として受給につながり本当に良かったです。
ご理解あるご主人とともに少しでも穏やかな気持ちで療養に専念されることを、心より願っております。

 

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