うつ病の方からご相談をいただきました

相談者

女性(60代/無職)
傷病名:うつ病
決定した年金の種類と等級:障害基礎年金2級
受給額:年額 約85万円

相談時の状況

ご相談者は、以前から突然強い不安に襲われ、不定期に発作を起こす状態が続いていました。
主治医や区役所の担当者から障害年金の受給が可能かもしれないと聞き、一度年金事務所へ相談されていましたが、精神疾患による障害年金の申請に不安を感じておられました。
ご相談いただいた当時も、自分自身のことで精いっぱいで外出もままならない状況の中、ご夫婦で面談にお越しくださいました。

社労士による見解

今回のケースでは、最初に受診した医療機関がすでに廃業しており、通常の受診状況等証明書を取得できない状態でした。
一方、ご相談者様の手元には、当時の受診について記載された家計簿や、医療機関名が確認できるお薬の記録などが残っていました。また、その後に受診した医療機関の記録からも、以前の医療機関を受診していたことを十分確認できると推測されました。

受任してから申請までに行ったこと

現在の状態は十分に重いと感じたので、初診日の証明に重点を置いて進めていきました。
15~20年以上前の家計簿やお薬手帳の写し、病院でもらった診断書等を保管されており、ご提供いただく事ができましたので、これらを組み合わせ初診日を特定していきました。
その上で「受診状況等証明書が添付できない申立書」を作成するとともに、現在の重い状態がきちんと反映されるように病歴・就労状況等申立書を整えていきました。

結果

認定日時点の医療機関が廃業のため事後重症請求となりましたが、申請の結果、無事障害基礎年金2級に決定しました。
通常の方法では初診証明を取得できないケースでしたが、残されていた資料を一つずつ確認し、長年の治療経過と現在の日常生活の状況を整理して申請につなげることができました。
今までの記録をきちんと保管いただいていたご夫婦の行動が功を奏する結果となった、と実感した案件でした。

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